不登校からのスタート🌟

不登校を経験し、得たもの😌

職場での気付き

職場でのことです。

私は自分の中で作業する順番を考えて動いていました。しかし、「今はその作業よりも、こちらの事をしてください😠」と言われました。その作業はわたしが次にしようと思っていた事です。次にやっても順番的にも時間的にも問題はないのですが、その方からみれば、どうもその順番は違うようです。私は腑に落ちないまま、その方のいう通りにしたのですが…。


ふと、私の子育てに共通するものを感じました。娘には娘の考えていた順番があっただろうけど、私は私の順番でやらせたいものだから「こうすればいい、ああすればいい、これをしなさい、あれをしなさい」と、先回りしてコントロールしてきたな…と。娘が幼いうちは気付かなかったかもしれない。でも、娘に自我が芽生えてきたら私には私のやり方があるのに、と、私に対して苛立ちを覚えただろうなぁ、と。


人を自分の思うように動かそうなんて、ずいぶん傲慢な事をしてきました。

今はそんなことしないように、言葉を発する前に自分の気持ちをしっかりと向き合う事が少しは出来るようになりました。それは家庭でも職場でもすごく役に立っているように思います。人間関係を円滑に過ごせるようになりました。


子供たちが身体を張って私に教えてくれたこと、たくさんあります😌

家族のため

お祝いのお返しに、カタログギフトを頂きました。私が何を選ぼうか、迷っていたときのことです。

私「う~ん、これだと家族皆で使えるしなぁ。それとも、これなら皆で一緒に食べられるからこちらにしようかしら…」

長女「『皆のもの』じゃなくて、『自分が欲しいもの』を選べばいいんだよ。」


はっとさせられました。家族のために、なんて思い込みで選んでいるけど、それは本当に私が欲しいものではないのです。もしもそれを選んでいたとして、皆があまり使わなかったなら、私はせっかく選んでやったのに、とか、こんなことなら選ぶんじやなかった、とか思っていたかもしれません。頼まれてもいないのに、勝手に妄想して、「やってあげている」と満足していました。


娘の一言で、迷わず、私が使うお化粧用の卓上ミラーを選びました。毎日気持ち良く使っています。「家族のために」は、押し付けであってはならないですね。

大変なことが重なる時

長女が精神的に安定せずに、夜に家を飛び出す日々があった。追いかけて探しにいったり、車で探しに行ったり…。どうすればこんなことせずに済むんだろうと、私は疲れ果てていました。


そんなときに、次女が不登校になり、もう、どうすればいいのか、全てを放り投げて逃げ出したくなりました。長女のことに時間を割けば、次女が「私の事なんてどうでもいいんだろ!!」と言うし、次女のことに時間を割けば長女が「やっぱり妹だけが大事なんだろ!!」と言います。

「もし、何か私が悪くて今、こんな目にあっていて、これが罰ならもう、許してほしい…私はもう充分苦しんだから、もう、許してください。もう、私なんて生きていなくていいから、この子達を元に戻してください」と、私はどこかの神様にひたすら祈ったりしました。


あの時、大変なことが重なったから、私はひとつの事に囚われすぎずに力を分散し、少し諦めるということが出来たのかもしれないと、今になったら思えてきます。私が何とかしなきゃ、私がやるべきだ、と、必死にそれだけに固執していたら、冷静さを失ってしまったかもしれません。

次々と問題が起こったので、もう、なすすべもなく、ある程度離れて、全体を視ることにしたことで少しは落ち着く事が出来たのかもしれません。


こんな風に考えられるようになったのも、不登校から得た経験でもあります😌