不登校からのスタート🌟

不登校を経験し、得たもの😌

私のために

資格を取るために通信での勉強を始めました。

20数年振りの本気の勉強です😅なかなか頭に文章が入ってこない…。さっきノートに書いたワードをもう忘れている…。とにかく自分でも驚きの飲み込みの悪さです。まぁ、地道にコツコツやっていきます。


子供が二人とも不登校になり、その間には本当に血の気も引くようないろんなことがあって…。それが少しずつ少しずつ出口の光が見えたり、また暗闇になったり、そんな日々を3年くらい過ごしてきました。そして、子供の状態が安定してきた頃、私はとにかく横になる時間が多くなりました。

渦中の頃には食事の味が解らない、勝手に涙が溢れてくる、そんな日々を過ごしてきた反動でしょうか。家事は手を抜きながら、こなしましたが、空いた時間はとにかくソファーで横になりました。そして、常に携帯でYouTube見たりゲームしたり…。まるで不登校の子供の過ごし方です😅それが一年続きました。そして、最近になって、ずいぶんとレベルアップしたゲームも、あれほど見ていたYouTubeも、ひたすらしていたネットサーフィンも止めました。資格を取るために勉強しようと決意したからです。


一年間のだらけた生活は私自身の充電期間だったのだろう、と、思っています。ずいぶんと心身ともにすり減らしてきたから、そんな時間も必要だったのだろうと…。そして、充分に充電できたので、私はまた動けるようになったんだろうと…。


不登校の子供も同じかも、って思いました。辛くて辛くて苦しい日々をそれでも我慢して過ごしてきたから、体にストップがかかった。ボロボロになった心身を回復するためには引きこもる時間も必要だったのかもしれない…。

怒りの感情

娘達と買い物に行きました。私はお皿を2つ買って、帰ってきました。

家に着くと娘達が先に玄関に向かいました。車から荷物を手に取り、急いで家の鍵をカバンから出そうとして慌てました。その時、手にしていたお皿の入った袋を地面に落としてしまい、買ったばかりのお皿を2つとも割ってしましました。

以前のわたしなら「もう、あなた達が急かすから、割っちゃったじゃないの!!」とか、「買ってきたばかりなのにーー。もう、最悪!!」とか、怒りを露にしていたと思います。もちろん、そんな発言を聞いて娘達がいい気がするはずなどないですよね。


不思議なことに、お皿が割れた時、私は「焦ってジタバタしてしまったからだ。私の悪い癖が出ちゃった。冷静にゆったりいないとね。」

と、素直に思いました。

これは私自身、嬉しかったです。怒りのエネルギーってすごく疲れてしまいます。誰かのせいにしない、自分を省みることのできる心のゆとりを少し持てている自分に気づきました。不登校をきっかけに、私自身を変えていこうという練習が少しずつ身に付いてきた感じです。


お皿は割れてしまったけど、以前より変われた自分に気付けたことは、嬉しい出来事でした😊

激昂する長女

長女が仕事から帰ってくるなり、「もう、辞める」と…。

会社では大事にしてもらってるし、仕事も一生懸命やってると思っていた私。話を聞いてみると、どうやら上司の一言に対して許せない怒りを抱え込んでしまったらしい。しかし、その上司は今まで長女を大事にしてくれていた方です。よく聞いていると、その上司の一言は、長女を責めるつもりで発した訳ではなさそう。けれども、それを自分への攻撃と受け取ってしまった長女はもう、悔しくて悔しくて…。


これは、以前、長女が不登校になる引き金となったクラスメイトの一言の時と同じ感覚だ、と、感じました。あの時、私は「そんな事くらい気にするな。そんな事で学校に行かないなんて、我慢が足りなさすぎる」と、責めました。

あの時と同じ失敗は絶対にするまい、と、冷静になるように深呼吸しました。そして、「あなたは一生懸命にやっていたのだから、上司の発言は辛かったよね。」と、長女をまずは受け入れました。もちろん、激昂している娘はそんな事ではおさまらず、「履歴書買いに行く。」と、家を出ていきました。「もう帰ってきたくない。」という言葉も残して行きました。怒りが収まらない長女に今は何を言ってもどうにもならないと思い、時間が過ぎるのを私は待つことにしました。しばらくして長女は帰ってきましたが、まだまだ収まらない怒りを撒き散らしています。

長女「履歴書買いに行きたいのに、もう行けないし、終わりだ。店に行きたいのに!!寒いし歩いて行ったらもう遅いし!」

私「じゃあ、乗せていくよ」


長女の怒りは私の態度にも飛び火しました。


長女「さっきはそんな事言わなかったくせに!」

私「さっきは乗せて行って、とも言わなかったからね。」

長女「いつも何か頼んだら嫌そうな顔するくせに!!頼めるわけないだろ!!だいたい、じゃあ何で今は乗せて行こうか?なんて言うのよ!!」

私「そりゃ、何か頼まれても、自分で出来る事は自分でやってほしいと思う時はもちろんあるよ!!それに、さっきはあなたがあまりにも怒っているから、ちょっと冷静になる時間が必要かもと思ったのよ」

長女「そんな事言われたら余計に苛立つよ!今だって怒っているじゃない!!何で今はそんな事言うのよ!!」

私「今はあなたが、かなり辛いんだろうな、って思ってる。だから乗せて行こうか、って思った」

長女「はぁ?ホント、ムカつく!!」

私は、もう、言葉をかけるのは辞めて洗い物などしていました。


すると長女から乗せて行って欲しい、と…。私は長女の行きたい店まで乗せて行きました。買い物を済ませた長女は車に乗ると「ありがとう」と、呟きました。

時間が少し経ったこと、自分の要求が通ったこと、私が長女の怒りを全否定せずに共感したこと、これで娘の怒りは少しずつ和らいで行ったのかもしれません。


うちに帰って「お腹すいてきた」と、夕食を食べた長女はネイルのことなど話題を替えて雑談しました。そして、

長女「まぁ、もう、許そうかな」

私「⚪⚪さんがね、今まであなたを大事にしてきてくれた事は事実だし、はっきりモノを言う方だから、現状をただ口走っただけであなたを攻撃するつもりはなかったかもしれないね」

と、話しました。


長女の心がスッキリしたわけではないとおもいます。それでも、怒りの時間が前よりも短くなったようには感じました。


これからだって何があるかはわからないけど、まずは長女の話を聴いて受け止めていく努力は続けたいなと思います。